小学校受験が活発な地域

小学校受験は、日本ではごく当たり前の教育スタイルとなっています。以前は有名学校に通わせることで、高い水準の教育を子供に受けさせられるという目的がありましたが、今では通わせる目的はさまざまになりました。

電車通学をすることで見聞を広げたり、子供のプライバシーを守るという目的もあります。全国に数多くの私立小学校がありますが、そのなかでもっとも受験倍率が高いのが東京です。

2019年度は約5.200名もの受験生が集っており、計14校のしかない私立小学校の平均競争倍率が40パーセントにもなったほどです。40人に1人しか合格できないという高いハードルになりますが、これほどの人気がある理由としては大学までエスカレーター式で進学できるからです。

約20年間の学生生活の中で、たった1回だけ受験を経験すればそれ以降は楽に進学できる点が東京という地域の特徴になっています。この点がこの地域で小学校受験が活発な理由でしょう。

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